動産強制執行の手順について

動産とは現金や車、家具などのことですが、債務が支払われない場合はこれらの物を強制執行で差し押さえてしまう方法があります。その際の差し押さえまでの流れはどのようになっているのでしょうか。
まず目的物が所在している場所を管轄している地方裁判所の執行官に申し立てを行います。その時には場所のみを特定すればよくて、目的物まで特定する必要はありません。差し押さえをする物は債務者が占有している物であって、所有している物である必要はありません。しかし明らかに第三者の所有物である場合は除外されます。
裁判所に数万円の予納金を納めれば、執行日が決められいよいよ差し押さえが実行されます。なおこの予納金は強制執行にかかった費用に対して余りが出た場合は返してもらえます。
そして執行日に請求債権額と執行費用に達するまでの金額に評価された物を差し押さえしていきます。差し押さえされた物は債務者が保管することになりますが、当然債務者は差し押さえされた物の処分は出来ません。しかし許可された場合は差し押さえされた物を使用することは可能です。
その後差し押さえした物は競売にかけられ、その売却代金が債権者へ支払われることとなります。最初に強制執行の申し立てを行ってから債権の回収までは早くても1ヶ月はかかります。

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